9回生 岡 部 恵 子
ホームページの開設にあたり貴校の卒業生としてこれから飯能看護専門学校への入学を考えている方々へ応援メッセージを送らせて頂きます。
私が高等看護科を卒業したのは平成8年で第9回生でした。 月日が経つのは早いもので今年は、もう26回生が卒業していくのですね。 私たち9回生が入学した年に現在の新校舎が完成しました。 近代的なデザインの校舎の中に西川材がふんだんに使用され木の香りが漂う新しい校舎で講義を受けた事を懐かしく思い出します。 当時の仲間は高校を卒業してすぐの人や社会人経験者、准看護師として勤務していた人、子育てをしている人など男性、女性、年齢も20代から50代までと幅広く普通の学校と違う色々な人生観を持った仲間の集まりでした。 皆がそれぞれの思いを抱えて毎日の講義や定期試験、2年生からの臨床実習など全員で国家試験合格に向け頑張っていました。 教務の先生方や講師の先生方も親身になって対応して下さり感謝しています。 講義が終わってから所属する病院の勤務に入ったり夜勤をしたりと学校と勤務の両立で大変な時もありました。 当時、私には3歳と6歳の子供がいましたが幸いにも家族の協力を得て無事に2年間過ごすことが出来ました。 正直、学校と勤務と家事との三つ巴で辛い時もありましたが看護師になるという目標があったからこそ頑張る事が出来ました。 卒業式を終え国家試験合格の通知を受け取った時の喜びは今も忘れません。 あれから17年…現在、公立病院の病棟で勤務し夜勤や研修、勉強会への参加など多忙の日々ですが病気を克服し笑顔で退院される患者様やご家族様に、ねぎらいや感謝の言葉を頂く事があり、そんな時は看護師を続けてきて良かったと思います。
勤務の合間の休日には気分転換をかね趣味の登山やモータースポーツなどで充実した毎日を過ごしています。 看護師の仕事にゴールはなく日々進歩する医学、看護技術に対応すべく努力が必要です。だからこそやりがいがあり、一生を通じて生かせるのだと思います。 どうか1人でも多くの方たちが看護師という天職を選び地域社会で活躍される事を願っています。
12回生 渡 邉 か や 乃
看護師になり16年が経とうとしていますが、現在も子育てをしながら看護師として頑張っています。卒業後も日常勤務や研修において様々な知識と技術を習得し多くの看護を行い経験を積み重ねてきました。
外科病棟にいたころは患者様が完治して元気に退院される時、どうしても終末を迎えなくてはいけない時と両方の出来事を同じくらい経験しました。 どちらも必要な看護にプラスして自分がどのような人に、どのような看護をされたいかを常に考え行動することが重要です。 多くの分野の看護があるが、どれをとっても簡単なものはありません。だからこそ、やりがいがあり楽しいのです。 そして看護はサービス業でもあり見返りを持たないのですが「ありがとう」という言葉を頂くと大変嬉しいです。そんな看護が好きで私は日々、頑張っております。 こんな自分がいるのも飯能看護専門学校があったからです。
本校の魅力の1つに海外研修がありハワイの医療機関の見学が実際に出来ます。大変刺激的で看護師1人1人がプロフェッショナルに働いている姿が今でも忘れません。そんな刺激もあり大変である臨床実習も乗り越える事が出来ました。
看護師は患者様1人1人を全体的により深くアセスメントする事が求められます。そんな時、2年間で学んだ根拠を持ったアセスメントや関連図は今の自分の大きな力になっており毎日の看護の中に関連図が浮かび原因追及の助けになっています。時が経つほど、その必要性を感じています。